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あごが痛い:下あごが痛い

2024.01.30

あごが痛い、特に下あごの奥歯の辺りやエラ(顎角部)から耳のあたりが痛い時に考えられる原因、疾患は何でしょうか?

今回はあごが痛い時に考えられる代表的な疾患をあげ、症状の特徴と治療法について簡単に解説します。

 

顎関節症

症状

顎関節周囲(耳の穴のあたりからエラにかけて)が痛みます。

顎関節自体が痛い場合と顎関節を動かす筋肉が痛い場合があります。

何もしなくてもジンワリ痛む場合もありますが、特に口を開けたり閉じたりすると痛みが強くなることが多いです。

押すと痛む場合もあります。

頬が腫れるようなことはありません。

症状が強い場合には口がほとんど開かなくなります。

普段痛くない時に口を開けたり閉じたりすると顎関節が「カックン」「ジャリジャリ」「ミシミシ」と音が鳴る方は顎関節症を発症する確立も高くなります。

また普段から噛みしめ癖がある方も顎関節症を発症する確率が高くなります。

*耳の穴から1cmほど手前の皮膚を指で押さえて口を開け閉めした時に動く部分が顎関節です。

治療

症状が軽度であればそのまま安静にして経過を見ます。

症状緩和の為鎮痛薬を処方する場合もあります。

逆療法は禁物なので、痛みを伴う場合は無理してお口を開けようとせず安静にして過ごしてください。

また症状緩和の目的でマウスピース(スプリント)を作製する場合もあります。

症状が重度の場合は大学病院の口腔外科や顎関節症外来をご紹介いたします。

症状が軽度の場合は1回の通院で終了します。

経過

症状が軽度であれば通常1~2週で症状が緩和しお口も少しずつ開きやすくなります。

普段から顎関節の音が鳴ったり噛みしめ癖のある方は繰り返し再発することがあります。

 

 

智歯周囲炎

 

 

 

 

 

 

 

症状

一番奥の歯の周りがズキズキと痛みます。

痛みを感じてから2~3日で腫れを感じるようになります。

症状が重度の場合には見た目にも頬が大きく腫れ熱を持ちます。

歯肉が赤くなり軽く押すだけで膿が出る場合もあります。

口が開きにくくなる場合があります。

治療

症状が出ている間は抗菌薬と消炎・鎮痛薬を服用します。

殺菌剤入りのうがい薬を処方する場合もあります。

大きく腫れて痛む場合は患部を冷やすことも有効です。

症状が落ち着いたら抜歯を検討します。

投薬で様子を見る場合は1回の通院で終了します。

経過

通常1~2週で症状は緩和します。

口腔ケアが十分でなかったり体調不良の時などに再発することがあります。

 

重度のむし歯

 

 

 

 

 

 

 

 

 

症状

むし歯になっている歯だけではなくその周囲のあご全体がズキズキと痛みます。

痛みの程度はかなり強く、市販の鎮痛薬を飲んでもすぐに効き目がなくなります。

まれに上顎が痛く感じる時もあります。

熱いものを口に含むと痛さが増し、氷などの冷たいものを口に含んでいる間は症状が落ち着きます。

むし歯の周囲の歯肉が腫れる時や頬まで腫れる場合もあります。

治療

麻酔をして根の治療(神経を抜く治療)を行います。

消炎・鎮痛薬を処方し、場合によっては抗菌薬も処方します。

保険診療では奥歯の根の治療は2回以上かかる場合があります。

根の治療が終わると原則被せ物をするので、さらに2~3回治療がかかります。

経過

重度のむし歯で一番痛むのは神経が死んでいく時で、根の治療をしなくても神経が死んでしまえば一時的に痛みは軽快します。

ただし、そのままにしておくと根の周りに膿がたまるようになるためいずれは根の治療が必要となり、場合によっては抜歯の可能性も出てきてしまいます。

根の治療を行えば2、3日で痛みのピークは落ち着きます。

ただし、根の治療が十分でなかったり被せ物の適合に不具合がある場合にもやはり根の周りに膿がたまるようになり、再度根の治療が必要となる場合も出てきます。

痛みを伴わず虫歯が進行してしまう場合もありますが、多くは冷たいものがしみたり物が詰まりやすくなったりというような初期症状を感じることがほとんどです。

自覚症状もない初期のむし歯は治療せずに経過を見ることもありますが、症状を伴う様になったら一度歯科医院に虫歯の状況を診査してもらい、その後根の治療をしないで済むよう必要に応じてむし歯治療をするようにした方が良いでしょう。

 

下あごの痛む疾患としてはこの他にも重度歯周炎、根尖性歯周炎、ブラキシズム、悪性腫瘍等の疾患が考えられます。症状が軽度のうちに歯科医院を受診することをお勧めします。

予約をご希望の方はお電話もしくはネット予約にてご連絡ください。

 

 

 

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